製品を分解して仕組みを知る楽しみ

このページは工作のヒントを探るために製品を修理したり改造したりしている記事を紹介する「インデックス」のページです。目次のあとに、これらの記事を書こうと思った動機などを書いています。

目次


Doltzウォータージェットのホースを取り替えました

パナソニックの「Doltzウォータージェット」のホースが破れて水漏れするので、短く切りながら騙し騙しで使っていたのですが、真ん中から切れてしまったので、市販のビニールホースに取り替えたところ、非常にうまく使えているので、その補修方法などを紹介しています。

Doltzウォータージェットの写真

  

アクリルファイバーツリー

99クリスマスファイバーツリー

毎年押し入れから引っ張り出してクリスマス前に飾っている電飾クリスマスツリーですが、非常に安価なのに、単品で購入すると高価なアクリル光ファイバーがふんだんに使われていますし、さらにしっかりと作られているのがすごいです。

これを改造して、光の工作を楽しむのも「アリ」と思いますので、ここで紹介させていただきました。何かのヒントになれば・・・。




このページは記事を追加するごとに目次に加えていきます。
下に、このページを作ろうと思った私の考え方を書いています。


 

日本人は今、天狗になりすぎていませんか?

  

「日本の技術は素晴らしい」とか、日本人の優秀さを紹介する記事は、最近は特に増えている感じがします。もちろん、日本人がけなされるよりはいいと思いますが、それが「本当?」と疑問に思うことがよくあります。

日本の労働者や日本の会社は素晴らしいかもしれません。しかし、日本中にあふれている素晴らしい品物の多くは、すべて外国製です。日本人がものづくりの主役ではないのです。

試しに、手近にある電気製品を手にとって、裏の銘板を見てみてください。MADE IN JAPAN や日本製、国内製造・・・という文字を見ることは少ないでしょう。

人気のNintendoスイッチの本体もMade in China・・・とありました。

実用品のほとんどが外国製

ちなみのこの製品は手元にあったもので、これらの全ては、日本の会社が販売しているもので、関数電卓、電子辞書、チューニング用メトロノーム、電子血圧計、ウインドシンセサイザー、卓上電卓などです。

もっと大きな家電製品の銘板を見ても、これとよく似たもので、日本の会社の製品であっても、「国内製」というのはまれでしょう。

かつては、これらの全ては国内で開発されて製造されていたものです。

しかし今や、製品のブランドや会社ロゴは日本の会社になっていますが、製造の形態はどうであれ、多くは国外製造のものです。

  

日本人の「ものづくり力」が落ちている

・・・という記事をしばしば目にします。

確かに会社(企業)としての設計開発力が高い日本の会社は多いのですが、それらの会社も、製造会社として培われてきた「工夫して」「考えて」「改良する」というやり方でやってきた製造会社ではなく、一昔前に持っていた会社力は急速に低下している感じがします。

今では、「機械が壊れたら、自分たちで治すのは非効率なので、専門の会社で修理させる」「改善改良と言いながら、作業マニュアル以外の仕事の仕方をさせない」など、一流の製造工場ですらも、生産性や効率重視が叫ばれて、考えたり工夫することをさせないような仕事の仕組みが常態化しており、今までの「日本の会社のお家芸であった独創性や新製品開発」は停滞しがちです。

この状態をこのまま続けていれば、日本の会社の従業員は、マニュアル人間が増えるだけで、ものづくりをする人がだんだんいなくなる・・・という懸念が拭えません。

保証期間内には壊れなくなった

日本で販売されている「日本の会社名を冠した外国製品」ですが、日本の会社が商品の全体管理をしてこともあるのか、不良品などはほとんどありません。

初期不良もほとんどなく、製品は保証されている・・・というのは当然のことですね。

だから、たしかに日本ブランドの外国製造の品物であっても、故障しません。

さらに、日本の会社が販売している商品の取り扱い説明書などは充実しており、例えば、グローバル企業ではない中国メーカー製の品物などでは、日本向けのために日本語訳した取扱説明書などはお粗末なものが多く、まだまだ日本製品は素晴らしい・・・と感じる人は多いでしょう。

しかし、実は、その「中国製や東南アジアの製品」が日本向けに、安くて素晴らしい製品を作っていることを見逃してはいけません。

これは、現在では、日本の会社の総合管理力が少しだけ優れているという程度で、その製品自体は日本国内で製造されたものでない物がほとんどなのですから・・・。

それが故障するとどうでしょう

最近は有償の「長期保証」などもありますが、ほとんどは「購入後1年間保証」が通例です。

初期不良が出なければ、まず、1年で壊れることはありません。

しかし、保証期間がすぎて、3年ぐらいたってから壊れるとどうなるでしょう。

修理に出すと、下手をすると製品の半額以上の金額を請求されたり、その型番は廃番となって、新仕様に変わっていて、それを買うほうがが『安い』・・・。つまり、修理するより新製品を買ったほうが安くて良い・・・というようなケースは、みなさんも経験しているでしょう。

日本政府は、「製造打ち切り後7年間部品保有」などを指導していますが、これだけたくさんのものが溢れ、型番もどんどん更新され、それは国内で作っておらず、日にちが経過するにつれて価格が下がるような現状では、こういう指導に沿って日本の会社が対応しているだけでも、非常に高くなってしまう要素があるだけで、実情は、修理よりも新製品に変える様になっているのが実情でしょう。

下手をすると、小さな部品を取り替える手間だけで、新品を買うほどの修理価格になりかねません。
そうなると、修理するよりも「新品を買おう」ということになる状況は目に見えています。


使えるものはとことん使う。そのためには・・・

そうはいうものの、考えればわかることですが、ちょっとした修理で製品が生き返るなら、安くなった新品を買うより、自分で修理するほうが絶対に安くあがることは確かです。

だから、「ケチの精神」ではなく、楽しんで修理する習慣をつけて、使えるものは修理して、とことん使って見ることで、自己防衛と趣味感覚で楽しもう・・・というのはどうでしょうか。

最近の商品は、修理するということが出来ない仕組みで作られていることも確かです。

例えば、今までは「ネジ止め」されていた外装は、プラスチックの「はめ込み」になっていて、どうして開くのかがわからなくなっていますし、下手に開けると、ツメが折れて、修復できないように作られています。

また、「メーカー修理」を原則にして、交換部品を販売していないという商品もたくさんあります。

取扱説明書等には、「必ずメーカーに修理依頼する」「危険ですので内部を開けない」「自分で修理すると、メーカーの保証はなくなる」・・・などと書かれているでしょう。

私は、これは、「自分で修理してはいけないのではなく、修理してもらいたくない」と書いてあるように読んでいるのですが、そうしておくほうが、メーカーや販売会社は製品保証や生産物責任などの問題がおこらないので、そう書いているのだし、法令も含めて、それらを書かなくてはいけないようになっている・・・というのが実情です。

毎日使うものならともかく、めったにしか使わないものの修理に大金をはたきたくありません。だから、どうすればいいのかというと、「自己責任」で修理すればいいのです。

保証期間中で無料修理が保証されているのなら、当然、それを利用するのがいいでしょうが、大枚をはたいて自分のものになったのですから、自分の責任でどうしようが問題ないと考えればいいのです。

たとえ「開封危険」と書かれていても、自分の責任で事故が起きても、自分のせいにすればいいだけです。もちろん、危険やリスクを見極める目を持たないといけませんが・・・。

メーカーがそれらの注意事項を示しているのは、購入者が無理な要求をした場合の「防衛手段」からそれらを明示しているだけと考えれば、「自分で修理するな」と言うのは納得できます。

これらは、一部のバカな消費者の行為がこの不条理の文章を掲載させるという一因からこのような条文が書かれるようになったのですが、電気製品を、プラグを差し込んだまま分解すると、感電するだけでなく、事故になるのは当然ですし、たべものでなければ「食べてはいけません」と書くのは、常識的におかしいのですが、それを書かなくてはならないということなのです。

これらのバカ(失礼なので言い換えると、無知な人ですが)のために注意書きしないといけないメーカーも可愛そうで、しいては、一部のバカが多くの人に不利益を与えてしまっています。

それはともかく、「適正に修理する」ことは、何も問題ではありません。もしそうでなければ、善意で「おもちゃの病院」をされている方は犯罪人になるのですから・・・。

何よりも、分解して、それが修理できなくても、不良の原因を確認して、「これは治らない・・・」と納得するほうが、分解も確認もしないで新品を購入するよりもためになると考えましょう。

この「なんでも分解する」という習慣をつければ、いろんなことが見えてきます。メーカーの考え方や質のレベルも見えてきます。

そういうことを踏まえて、このHPでは役に立ちそうな記事を書いていこうと思います。




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