楽しく遊ぶための初心者にもわかる電子工作のヒント

アクリルファイバーツリー

  

見ていても光の変化が楽しいファイバーツリー

  

ここで紹介するのは、内容を考えると、非常に安くてうまく作られている(中国製の)クリスマスツリーについてです。

電源を入れると、グラスファイバーの先端が次々と色が変わったり点滅します。高くないものですが、見ていて、実にうまく作られていることに感心します。

ファイバークルスマスツリー

このツリーを購入したのは5年以上前ですが、毎年クリスマス前に引っ張り出して楽しんでいます。


ツリーの高さは約80cmと小さい部類と言えるのですが、部屋において楽しむのにはちょうどいいサイズで、時間とともにいろいろな色が点滅するので、眺めていても飽きません。

ユーチューブで紹介するファイバースコープの点滅シーン →ユーチューブの映像を見る

アクリルファイバーとは

国内製品では、三菱レーヨンの「エスカ」が有名ですが、アクリルファイバーとは、アクリル製の光ファイバーです。

光ファイバー

私もこの「エスカ」を、以前に、単品で購入したことがあります。

サイズはいろいろあって、ホームセンターでホビー用のものを購入したのですが、0.5mmのものを使って長さ15cm程度のイルミネーションを作りました。合計長さは30m程度で1500円以上だったと記憶しているのですが、結構高いものでした。


でも、ここに紹介するファイバーツリーには、この高価な光ファイバーが惜しげもなく使われており、何よりもツリーの価格が3000円以下だったことにびっくりしています。

「Amazon」のページを見ると、非常に色々なファイバーツリーがあります。

「光ファイバーは高価」ということを意識して、販売されているツリーの価格を見ると、結構安くて立派なものが販売されています。

多分、多くは国内製ではなくて、Made in Chinaなどのものでしょう。

→Amazonのページでファイバーツリーを見る

枝に巻きつけられた光ファイバー

このツリーでは、このように、もみの木に模したプラスチック製の木の枝に、光ファイバーが巻き付けられています。

LEDランプを利用したものもありますが、このファイバーツリーは、変色パターンがかなり複雑に見えるのでつい見とれてしまいます。

その構造を見るために、それを分解してみました。

  

ファイバークリスマスツリーの構造

ツリーの構造

12V用のギヤー付きシンクロナスモーターに、模様を付けた回転板が取り付けられています。

回転盤のパターンもうまく考えられています。ベタ塗りとV字が光の移り変わりにバリエーションを生み出しているのでしょう。

ファイバーツリーの回転モーター

スイッチをONにすると、円盤が回転します。

そして、下からのレフレクターLEDランプの光が、色のパターンを付けてある円盤を透過して、その通過した色の付いた光が、光ファイバーの根元を照らすようになっています。

そして、その光がファイバーの先まで届いて発光する仕組みになっています。

色のパターンも飽きが来ないように考えられており、非常にいい感じで、うまく出来ています。

光ファイバーの集合部分

ここで使われている光ファイバーは、どれくらいの量になるのでしょうか? 

最密充填状態になっているとして、概算でその本数を計算すると、ファイバーの径は0.5mm程度なので、本数は約2000本と計算できます。

枝に取り付けられた光ファイバーの平均長さを50cmとすると、総長さは1000mになります。

もしも国内で三菱レーヨン製を購入するとなると、私が購入したものの金額から推定すると、約3万円分が使われていることになります。

本数計算用の参考図

もちろん、光ファイバーを企業的(工業的)に使うとして購入すると、この半額以下の価格でしょうが、それにしても、このツリーでは、その他の部品も使われているので、国内でこんな安い価格でこの製品を作るのは至難の業でしょう。

しっかりと作られています。

クリスマスは年1回ですので、それに合わせて押し入れから引っ張り出していますが、押し入れにしまっておくのももったいないので、趣味の工作をして遊ぶのもいいかも知れません。いろいろと楽しめそうです。

例えば、これを分解してアレンジをすると、「光のファンタジー」を楽しめるような何かを作れそうですね。

何かのヒントになればと思ってここで紹介させていただきました。


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最小限必要なことのおさらい(1-2)

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