大阪モノレールの最高地点『島熊山』付近の景色は最高 全18駅のうち、彩都線を紹介

料金が高いと言う声が・・・

大阪モノレールは、乗車賃が高い・・・というのを多くの方が言われるのを聞きます。1駅乗る「初乗り運賃は200円」で、最長の大阪空港-門真市では500円です。
高いという感じがしますが、モノレールが無いと不便ですし、車窓からの景色代と思えば、少しその気持ちも和らぎます。


ちなみに、モノレールの運賃と阪急電車のそれを比べてみました。(単純計算です)

運賃比較

初乗り運賃(1区間運賃)の差が大きく感じるとともに、キロ程で比較すると、倍ほど高い感じの料金体系なので、やはり「高い」と言われるのは仕方がないでしょう。

(注)阪急との最小差は、モノレールの距離を阪急に当てはめたときの金額差を示していますが、モノレールでは、2.1kmになると250円になりますが、阪急は4.9kmでも140円となっているようなので、最大差は、もっと大きいことになります。

でも、4両編成のかわいい車両で、輸送効率やいろいろな面から考えた運賃なのでしょうから、利用する側は何とも言えず、仕方がないと諦めないといけないのでしょうね。

モノレール美術館やレンタサイクルのサービスなどと構内がきれいので、「ゆるしてやったらどうや」・・・というところでしょうか。

すべてが各駅停車で、最長21.2kmで、その所要時間は36分です。
ちなみに、大阪空港-門真市の所要時間は35分ですので、550÷36≒15円/分ですが、1区間200円で所要時間が約3分のところが多いので、1分乗車当たり67円程度になりますね。(遊園地の乗り物に比べると、安いのですが・・・)

速度は遅いように思うのですが、最高速度は65km/h以上で走っていて、道を走る自動車を追い越す場面もありますし、高いところを走っているので、景色は充分楽しめます。

ほぼ10分間隔で運行されており、私は便利に利用させていただいています。
高いところから見下ろす景色は抜群です。


先頭車両の先頭座席に座ってみよう!

先頭座席から 先頭座席に座った見え方

運転士の左後ろの先頭ろ最後尾に2人がけの椅子があり、運転席を通して前を展望できます。(ワンマンカーですので、後尾は無人です)

大の大人が座っていると、少し変な目で見られるかもしれませんが、空いている時間帯なら、そこを陣取って、運転席を通して沿線の景色を楽しむのも面白いです。
子供さんもここに座ると大喜びします。

 

お徳チケット

モノレールだけを楽しものであれば、(第3土曜日)限定の「モノレール沿線ぶらり1dayチケット」が利用出来ます。
前売りのみで、さらに利用日がこの第3土曜日に限定されています。

この「モノレール沿線ぶらり1dayチケット:大人600円 小児200円」は毎月第3土曜の乗車日限定で乗車当日は購入できませんので注意ください。

その他にお得チケットも期間限定で販売されていますので、うまく利用するとお得ですので、事前にチェックするといいかもしれません。(私は、京都おでかけきっぷを利用しましたが、これも、常時販売されているものではありません)

お得チケット(参考:時期や状況によって変わります)

・大阪周遊パス万博記念公園版 (2021)~3/31 大人のみ 3400円
・奈良・斑鳩1dayチケット【大阪モノレール版】(2021)~3/31 大人 2430円
・高野山1dayチケット(大阪モノレール版)~11/30 大人3240円
・能勢妙見・里山ぐるっとパス(大阪モノレール版)~12/6 大人2100円
・ひらぱーGo!Go!チケット(大阪モノレール版)~2021.2/28 大人2200円
・大阪モノレール「ガンバ大阪 1day乗車券」ゲーム開催日・観戦チケット提示 大人 600円 (要確認)


大阪モノレールは全部で18駅

ニュースでは東大阪市への伸延が予定されていますが、現在は全18駅あります。大阪空港から門真市の本線14駅と、万博記念公園から彩都西の彩都線4駅です。

一駅ずつ18の駅で降りて、改札を出て、まわりの様子を見て再度乗車することで全駅を巡ってみました。

各駅に降りて、駅前周辺を見ると、駅の周りにお店が何もないという、鉄道駅では考えられない光景に驚きました。

一般の鉄道駅では、駅ができて、その周辺が駅を中心にして栄えていくのが普通ですが、主に、中央環状線の上を走っており、道路の後にモノレールが出来たので、これを中心に街ができる要素が乏しい、ちょっと変わった光景です。

乗降者数を見ても、他の路線に接続している乗換駅の利用者が多いというのも、目的が他路線にあるということですので、都市・鉄道の立地論を考えている人などには、時間を追って調べていくと、きっと面白いテーマが見つかるかもしれませんね。

ここでは、ともかく、駅の周りの様子を紹介するだけにとどめます。

彩都西駅の運賃表

大阪モノレールは大阪高速鉄道株式会社でしたが、開業30周年を機に、2020年6月に大阪モノレール株式会社に商号変更しています。

全長21.2kmあって、モノレールとしての営業距離が長いことで、過去にはギネス認定を受けたようです。
この表示は大阪空港駅にあります。

上の運賃表に見られるように、万博記念公園駅を基準に、彩都西・門真市・大阪空港の3方面に分けて紹介します。

(2020年に柴原駅が柴原阪大前駅に名称変更しています)

 →本線門真市方面はこちら    →→本線大阪空港方面はこちら 


万博記念公園駅から彩都西駅

「万博記念公園駅」はガンバとEXPOCITYの駅

千里の万博記念公園中央口 万博記念公園駅内のGAMBAのディスプレイ 
万博記念公園駅の広々としたコンコース 万博記念公園駅は太陽の駅

万博記念公園駅は彩都線の乗換駅ですが、「ガンバ大阪」のホームグラウンドであるパナソニックスタジアム吹田(徒歩約15分:吹田市立吹田サッカースタジアム)と万博記念公園(徒歩約10分)に加えて、日本最大級の複合施設「EXPO CITY」(同、約5分)ができて、急激に乗降客が増えている駅です。

モノレールは4両連結の短い車両で、輸送能力はあまりないため、特に、GAMBAの試合のある時間帯は混雑します。
 →こちらに、駅周辺の万博記念公園、EXPO CITYなどを紹介


「公園東口駅」=ガンバが去ってさみしい駅

万博記念公園東口 万博記念球技場 元GAMBAのホーム 
 

モノレールは、中央環状線から離れて、万博公園の外周道路に沿って進みます。

駅の横には2015年まで「ガンバ大阪」がホームグラウンドにしていた万博記念球技場(上右)があります。
現在は万博記念公園駅が最寄のパナソニックスタジアム吹田に移ったために、この駅は乗降客の少ない駅になりました。彩都線の一日平均乗客は3300人に対し、この駅は1100人程度と、非常にさみしい駅といえます。

ここからは、国立民族博物館が近いです。
この博物館は国立の施設なので、入場料も安く、展示も見ごたえがあり、おすすめです。入場料大人420円

国立民族博物館外観

「阪大病院前駅」=降りたところが病院です

阪大病院前駅外観 大阪大学付属病院
阪大病院を出たところ

駅前が大阪大学の附属病院です。病院の裏は大阪大学吹田キャンパスに隣接しています。

阪急バス・近鉄バス乗り場などがあって、病院や大学に通う人には便利ですが、それ以外の一般利用者は少なそうな感じの駅です。

それでも、3600人と、全駅の平均以上の一日乗客数があるのはすごいです。


「豊川駅」は田舎感満載の駅

豊川駅近隣 豊川-彩都西間の田園風景

田園が広がるのどかな景色にある駅で、京都に通じる国道171号線(通称「イナイチ」)と交わっていますが、主な見る・楽しむ施設は特になさそうです。

一日乗客数は1500人程度で、彩都線の一日乗客平均の半分以下の乗客しかありません。まわりに家が少ないので、仕方がないでしょう。駅から降りても、見るところもお店もありません。


「彩都西駅」はこれから発展する駅

彩都西駅 彩都西駅前

彩都線の終着駅で、駅の周りに住宅や店舗があるのですが、地図を見ると、茨城国際ゴルフ倶楽部があるので、駅の周り以外は都会ではないのは想像できますね。

彩都線全駅(4駅)について乗ってみるとわかるのですが、非常に乗降客が少ないと感じます。

彩都線の全線の1日乗客数は、16000人程度で、大阪モノレールで最も多い乗客数の千里中央での1日乗客数19000人にも満たない状態ですが、彩都西駅には彩都線の中では万博記念公園に次ぐ1日乗客数4000人が乗車していますので、これから発展する駅だといえます。

・・・といっても、時刻表を見ると1日に100本の列車が走っているのですから、概算では1列車平均100人 1両には25人しか乗っていないことになります。
だから、伸延計画が消えたのは致し方ないのでしょう。

でも、空気はすがすがしく、環境も良さそうなので、老後にゆったりと住むのには素晴らしいところのように思えます。今後の発展が期待できるところだと思っています。

本線は、ページを変えて案内します。 →本線門真市方面へ →→本線大阪空港方面へ 

全駅踏破に5時間と少し

およそ10分間隔で運転されているとして、次の列車が来るまでに一旦、改札を出て、付近の様子を写真に撮って次の電車に乗るとすると、計算上では4時間程度で出発点に戻ることが可能なはずです。

しかし、彩都方面は本線から分岐していますし、両端駅の先端などを歩いて調べたこともあって、結局、5時間以上かかってしまいました。

きっぷを利用して、大阪空港駅から彩都駅経由で門真市駅までの18駅を1駅ずつ改札を出て全駅を回ると、最安運賃で3720円かかります。乗り降り自由なおトクきっぷがなければ、こんなことをする人はいないでしょう。

今回は、期間限定「京都お出かけ切符(1130円)」という、阪急全線と、北大阪急行、大阪モノレールの全線乗り降り自由という切符を利用しました。が、第3土曜日に全線600円で利用できる1日券を販売していますので、それをうまく利用すると自由に全駅乗り降りができます。

しかし、正直言って、駅で降りても見るところのない平凡なところがほとんどですので、目的地や見学するところを事前にピックアップするなどをしておかないと、高いところから景色を見るだけで終ってしまいます。

北急・モノレール 京都お出かけ切符(期間限定) 
(期間限定で発売されているお得きっぷです)

おすすめのビュースポット

「少路-千里中央」の島熊山と「柴原-蛍池」の待兼山を下って大きく曲がるカーブのところがおすすめです。

運賃は「高い」のですが、この両方の区間は、眼下に広がる素晴らしい景観を眺められますので、「運賃は見物料」だとおもって、ぜひこの区間の景色をご覧ください。

豊中市 島熊山付近 豊中市の島熊山付近
少路付近の大阪平野展望 少路-千里中央間の展望
蛍池付近 蛍池駅付近

大阪モノレールの最高地点の島熊山付近から見る大阪平野の景色が素晴らしいことと、中央環状線から蛍池に向かう途中のカーブ区間は、ビルの6階以上の高さを走っており、大きなカーブのために、30km/hに減速して走る景色も抜群です。


   →本線門真市方面はこちら    →→本線大阪空港方面はこちら
   →→→万博公園駅周辺の施設



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(来歴)
H30.9 文章見直し   H30.10 文章見直し   H30.12 文章見直し
H31.4 誤字訂正   R1.8 情報確認   R2.8 見直し  

  

ページ紹介

このページの目次
運賃が高いという声が・・・
先頭車両の先頭座席に座ってみよう!
お得チケット
大阪モノレールは全部で18駅
万博公園駅
公園東口駅
阪大病院前駅
豊川駅
彩都西駅
全駅踏破に5時間と少し
おすすめのビュースポット

万博記念公園駅から門真市駅

宇野辺駅・南茨木駅・沢良宜駅・摂津駅・南摂津駅・大日駅・大阪空港駅

万博記念公園駅から大阪空港駅へ
山田駅・千里中央駅・少路駅・柴原駅・蛍池駅・大阪空港駅

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