千里川は「千里川土手」のほうが有名になりました

千里川と言えば、Googleの宣伝のおかげか、「飛行機を見に行く場所」という感じになりましたが、ここでは、そこを含めて、千里川の源流探査や川沿いの風景を紹介します。

千里川は箕面市の山中に端を発し、大阪伊丹空港の先で猪名川に合流する1級河川です。
河川の長さは11km程度です。これを写真機片手に、2日に分けて歩きました。

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千里川の最終地点は猪名川との合流点

千里川の河口からの風景
千里川の管理境界標 千里川の最川下

最下流側の千里川から紹介します。
ここが千里川の最終、猪名川との合流地点です。
写真の地点から「園田競馬場」までは約500m、大阪空港の滑走路の端まで約600mのところです。

上の写真の右奥に「低い山」が見えていますが、千里川はそのあたりに端を発してここまで流れて来ています。源流までの距離はここから11km程度になります。

飛行機マニア垂涎の写真スポット?

「千里川」とWEB検索すると、大阪空港の飛行機の写真スポットを紹介する記事が出てきます。知る人ぞ知る『千里川土手』ですが、ここで見る着陸寸前の飛行機が頭上を通過するのは非常に迫力があります。

こちらに記事を紹介しています。

ちなみに、飛行機を見るために作られた場所は、空港ビルの反対側(伊丹市側)に作られた「伊丹スカイパーク」と北側(伊丹市)の「エアフロントオアシス下河原」があります。スカイパークの駐車場は有料ですが下河原の駐車場は無料です。

下河原側はほとんどの日は離陸側になるため飛行機が高く上がってしまっていて、見ていてもあまり迫力はありませんが、伊丹スカイパークからは、離着陸の様子が真横から見えるのと、航空機の「音」が楽しめる場所ですので、非常に迫力があります。

しかし、着陸間近の飛行機を間近に見ることができる千里川沿いのこのスポットは最高でしょう。

さて、本題に戻りましょう。

普通の川ですが流域自治体がユニークに管理


千里川と阪急宝塚線 豊中市・阪急宝塚線付近
千里川 桜の町付近 豊中市桜の町付近の桜並木
千里川 キューズモール付近 箕面キューズモール付近

2020年に箕面キューズモールの横まで千里中央から北大阪急行が伸延する工事も進んでいます。この辺りは便利な場所になりそうです。

ここから北に進むと、白島東交差点北側で川の様相は変わり、貧弱な川になります。民家の裏を溝のような水路で通したり、護岸が出来ていないところも出てきます。この辺りで、管理者が国から箕面市に変わっている感じですが、増水などによる危険性は特にないようです。

千里川の上流 白島付近 
千里川の上流 千里川の上流 白姫大明神付近

白島東交差点から上流に進むと、千里川は住宅地の裏側から新薩摩池という「ため池」の西側の山あいを流れるようになって、さらに様相を変えます。

そのあたりは川の横を通る道路(歩ける道)がないので、仕方なく迂回しなければなりません。上の写真に見える「白姫大明神」のところまで来ると、千里川は再び左側から、この道の近くに寄ってきます。

そして、さらにその上流に進むと、水はかろうじて流れているのが確認できるのですが、下の地図にあるように、「1級河川」として管理されているのは、下の地図の水色に塗られたところまで・・・ということのようです。

すなわち、ここから猪名川の出会いまでが「1級河川 千里川」ということでしょう。


しかし、まだ上流には水が流れていますし、護岸工事や道路整備がされていますので、もう少し先まで探求してみましょう。

千里川の源流付近地図

いよいよ千里川の源流探索です

千里川の源流1 千里川の源流2 

さらに上流に進むと、川幅はあるのですが、水の流れは1m幅もありません。
しかし、川床の様子から、明らか川幅いっぱいに水が流れている様相です。少し雨が降れば、水かさが増すのでしょう。
そして、ついに車が入れないところにきます。

実は、以前にここに来たことがありました。その時も通行止めだったので、ここで引き返したのですが、半年たっても通行止めが解除されていないので、今回は、『ハイカー』として、ここを突破することにします。

千里川の源流3 千里川の源流4  千里川の源流 林道終点 千里川の源流 ハイカー用の案内
登っていくと、このあたりは、全く人と出会いません。そして、水が流れる小川は、まだまだ上に続いています。

本来は、立て札にあるように、この辺りまで自動車で登ってこられるようですが、内容は、「管理者としては関与しませんので、自己責任で気を付けていってください」というようにも読めます。でも実際、この先は道が悪くて、バイクでは行けるでしょうが、4輪車では進めそうにありません。
千里川の源流5 千里川の源流6

そして、さらに上流に進むと水がなくなるところに来て、・・・ そしてついに、川の痕跡がないところにきました。

ここが源流でしょうか? しかし道はまだ続いています。

千里川の源流7 千里川の源流 分水嶺

ここから先は、川の痕跡は見当たりません。

そしてついに、赤い杭が打たれた最高地点の分水嶺にきました。この先は道が下っています。

・・・ということは、ここが分水嶺ですので、川の痕跡はないものの、この分水嶺から流れた雨を集めて小川になり、それが千里川になって猪名川に続いている・・・ということが確認できました。

あとがき

千里川の源流探し 箕面側 千里川の源流探し 東海自然歩道
千里川の源流探し 箕面の森千里川の源流探し ニホンジカ

源流探査を終えてそのまま北側に山越えをしました。
ある程度、林道は整備されています。しかし結局、この道は林道で、すんなりと車道へ出ることができませんでした。

写真の柵を迂回して、水に足が浸かりながらこの写真の車道に出ましたが、ハイキング道でないので、これは仕方がないのでしょう。

途中は人の気配は全くありませんでしたが、そのおかげか、途中に天然記念物の「ニホンシカ」にも遭遇できました。突然出くわしたので、カメラを取り出す余裕もなく、シカはきつい斜面を駆け上がっていきました。大きいです。

以上で、千里川の源流を突き止めることができました。
猪名川の出会い付近もそうでしたが、この千里川の源流付近も交通の便が良くありません。また、谷あいもハイキング道ではありません。

さらに、今回は、千里川左岸を歩きましたが、途中の数カ所で細くなっているところや歩けないところがありました。
・・・というわけで、少し薄気味悪いところも多いので、女性や単独行はあまりお勧めできません。

このように、一般ハイキングとしては推奨できるものではありませんが、源流付近を除いては、数人で連れ添って、景色を眺めながら歩くといいと思います。

千里川の風景1 千里川の風景2 千里川の風景3

千里川は、四季折々いろんな表情を見せてくれます。


河川には自然さがあちこちに感じられます。川辺に「ヌートリア」の親子が住み着いて愛嬌のある姿を見せています。度々の鉄砲水で一時は行方不明になります。

千里川のヌートリア(過去)

どこからかヌートリアが・・・


2年間見ていなかったヌートリアに、久しぶりに巡り合いました。親は丸々と太っていて、子連れです。近くにお住まいの方でしょうか、パンのようなものを与えています。

少し安心しましたが、また大水が出ると姿が見えなくなります。
「えさを与えないで!」 と張り紙がしてあるのですが、地元の方にすれば、かわいいので与えたくなるのでしょうね。
ヌートリアの親子 ヌートリアの親子2

この親子もその後の水で姿が見えなくなったのですが、直近では、H30.11月に2匹のヌートリアの姿を見ています。そして、寒くなってからは、また見なくなっています。


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  (来歴) H30.9 文章見直し H30.12文章見直し

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