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LCRテスター「YC-DS」キットを組み立てました

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LCRテスターは、コンデンサ容量、コイルのインダクタンス、トランジスタの極性や特性の一部が簡単に判別できるもので、「あると便利」(なくても困らない)というものですが、キットでも結構うまく作動します。

安定性や正確性を求めるなら、しっかりした測定器(テスター)を購入したほうが安心ですが、キットは、組み立てる楽しさと、自分で作った愛着もあるので、割り切って使えば十分便利に使用できます。

WEBをみると数種類が販売されていて、その1つを購入しましたが及第点です。 ここでは、組立の経過や使い方を紹介しています。

WEBの商品はたえず変動しているようです

私は「YC-DS」という商品を購入しました

WEBで販売されている組立キットの外観や内容、価格はたえず変化しているようですが、組み立てる内容や出来上がりは概ね同じようなものですから、Amazonや楽天などの商品内容や評価を見て、気に入ったものを購入しましょう。

→AmazonのLCRテスターのページを見る

→楽天で販売されているLCRテスターの関連ページ

完成したLCDチェッカー 組み上がりの状態

このキットでは、ボードに各部品をはんだ付けして組み付けるだけで、特に難しくはないのですが、簡単な英文説明書が添付されているだけですので、少しイライラします。

2~3時間で組み上げることができます

私は、躯体のビス締めに時間を費やしたり、ちょっとした工夫を入るところもありましたので、余分な時間がかかりました。

使い方も簡単で、精度や使い勝手も悪くはありません

これから電子工作をやっていきたいという方は、組立の面白さとハンダ付けの練習を兼ねて、キットの購入を検討されるといいでしょう。

使用する工具類は、はんだ付けの用具一式、ニッパー、カッターナイフ、ルーペ、ドライバーがあればOKで、組み立てる前に、006P(9V)の電池1つを購入しておく必要があります。

蛇足ですが、熱に弱い部品ように、私は、下のクリップを購入して、それを常用しています。参考に。

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購入したLCRテスターキット(YD-CS)について

LCRテスター(LCRメーター)は、コイルのインダクタンスL・コンデンサの容量C・抵抗値R などが測定できるもので、完成品でも、安い製品も出てきています。

ただ、しっかりしたものは1万円以上もしますので、価格が安い「キット」は正確度を期待しなければ、結構便利に使えます。

普通のテスターでは測定できないLやCの測定や、ダイオードの極性、トランジスタの特性などを測定できますので、正確かどうかは別にして、そこそこの値がわかればいいという使い方では、結構、便利に利用できます。

ただ、中国製品の多くに言えることで、取扱説明書の不親切なものが多いので、ある程度目をつむらないといけないと覚悟はしていましたが、やはり購入したこの商品も、簡単な英文説明書だけが付いているだけです。

組みつけ自体は、ボードに書かれた形や表示通りに「半田付け」すれば、難しいというものではないのですが、使い方や動作などは、自分で探っていかないといけません。

まず、組付けの様子などをさらっと紹介します。

送付されたものを開封

ケース板とパーツが入っています。

Amazonで購入しました。 簡易包装(それでも3重包装されています)された包みで配送されてきます。

送料無料で、台湾から直送されてきたものなので、納期がかかっています。 配送や納期は、価格を含めて、購入時に確認しておきましょう。

写真の左側がケースで、右がパーツ類です。広げると、これだけの部品があります。

部品はこれだけです。

添付の英文説明書

A4裏表印刷の英文説明書(1枚)が添付されています。

まず、部品の有無を確認をしましょう。 完璧で問題なしです。

テスターで抵抗を確認しました

抵抗器ははんだ付けを始める前に、一度、テスターで抵抗器の確認することをおすすめします。

私は、取り付けたあとでチェックしたところ、全ては、精度内で問題はなかったのですが、誤差の少し大きな抵抗器2つを、私の手持ちのものに取り替えました。 もちろん、取り替えるのがいいのか、しなくても問題ないのかはわかりません。

はんだ付けは結構楽しいです

英文説明書に、はんだ付けしていく順番が書かれていますが、説明書のやり方では、何回か後戻りしないといけないところが出てくるところがありましたが、迷うことはありません。

はんだ付けが完了すると、このようになります。

ハンダ付け完了のボードです

はんだ付け不良は意外に多いものです。じっくりと確認しましょう。

ハンダ付けを確認します

余分なワイヤはニッパーで切断して、さらに、部品類を組み付けていきます。

次はケースの組付けです

まず、ケースの保護紙をすべてはがします。

あらかじめ、全部はがして作業するほうがきれいでスッキリしますので、この時点で、両面とも、まず、「すべての紙」をはがしてください。(下の写真は、保護紙がついた状態で、これを先に剥がしてから組付けます)

ケースの保護紙は全部はがします

ケースとボードを組み付けた後に、まず試運転して、問題がないことを確認して最終組付けをします。

動作確認 【試運転】

ON-OFFスイッチをONにします。

ディスプレーがONになり、LEDランプが点灯すればOKです。このとき、ディスプレーには何も表示されていないでしょう。

もしも、30秒ほど待ってもディスプレーが点灯しなければ、丸い「testスイッチ」を押します。

そうすると、私の場合は、写真のように、ディスプレーは無表示でしたが、これは、後で調整して見える状態にしますので、まず、このように点灯すればOKです。次に、文字が見えるようにします。

スイッチを入れると、ディスプレーとLEDが点灯します

上側にある半固定ボリュームをドライバーなどを利用して回すと、字が出ます。

よく見える状態に調整します。

これは、立ち上げ時の表示例です

この表示は「ダメ、何かわからない、または、破損している部品です」という内容です。

この表示は、スイッチを入れたときに、測定用のICソケットが空のときや、正体不明のパーツを測定したときの表示ですが、ともかく、何かが表示されるとうまく動いているということでOKのようです。

以上で、動作確認の試運転は完了です。

実際に正しく作動するかどうかをここで確認したい場合は、セットに1つずつ余分についていた抵抗器を図の「3-2」「2-1」「3-1」などにつなぐと、下の写真のように、接続箇所と抵抗値が表示されます。

手近な抵抗器を測定してみましょう

これは、手持ちの抵抗器をつないだときの表示ですが、「1と3に繋がれた部品は33.77kΩ」である … が表示されています。

それでは、最後の完成まで、順にケースを組み立てていきましょう。

ケースの組み立て~完成まで

この作業は簡単なことのようですが、小さなネジの締付けもあって、すんなりと行きませんので、落ち着いて作業しないといけません。

完成したときの外観です。

組み立て後の外観1

底面のネジ頭の飛び出しが気になりますが・・・。もしもそれが気になる方は、前もって、皿ぐりをしておくといいでしょう。

たかがケースを組み立てて固定するだけ … のことですが、この作業は結構大変です。慎重に進めてください。

電池の交換のときも、再組み立てが大変なのは覚悟しておいたほうがいいかも知れません。(頻繁に使うようなら、9Vアダプターを使うのがいいのでしょう)

さあ、使ってみましょう!

簡単な使用説明は英文説明書に書いてありますが、私自身も良くわからないので、ともかく、いろいろのものを測定してみました。

手もとにあるパーツを測定してみました

精度については、どうなのかはよくわかりませんが、うまく動いています。

こんな程度のものだと思って使っています。

今まで確認をしたことがなかったコンデンサ容量やコイルのインダクタンスも、それなりの値が表示されているし、トランジスタのコレクタ・ベース・エミッタの表示や増幅度の表示は、数値はともかく、重宝して使っています。

バイポーラトランジスタの3本の足は、説明書では、足側から見た図が書かれている場合が多いのですが、このように、実際に基板などに取り付ける状態で、コレクタ・ベース・エミッタの足の種類が表示されるのはGOODですね。

使い慣れると便利でしょう。

説明は以上です。

China製品は、説明書などがいい加減なものが多いのは困りものなのですが、China 製品自体のコスパは日本製を凌駕しているのは否めません。 最後に、もう一度Amazonのページリンクをつけておきます。楽天よりも取り扱い品数が多いようですので、キットだけでなく、測定器もチェックしてみるといいでしょう。

→アマゾンのLCRテスターの商品ページを見る