電子工作に馴染む、オススメのやり方を2つ紹介
私は、鉄鋼と熱処理の関係の仕事に40年以上携わっていて、退職後に、ボケ防止と思って、電子工作をはじめました。 電子・電気については専門外だったし、1から始めることなので、ともかく、まず、本を読んで、知識を頭の中で整理してから・・・と考えたのですが、これは失敗でした。 1から電子工作をやってみよう・・・という方には、本の多読はオススメしません。 本をいくらたくさん読んでも、結局、何をどうすればいいのかが、よくわかりませんでしたから。
本よりも、まず、手を動かしてみて、電子工作が自分にあっているのかどうかを確かめてみるのがいいでしょう。
そのための、2つのホう方を初迂回します。
1つ目は、キットを購入してやって見る方法です
私がおすすめするのは、下の、ADWINさんの「キットで遊ぼう・電子回路」です。(私の教材は古い版なので、後に、最新製品のAmazonのページを紹介しています)
私の「1つ目」のおすすめ
このVol.1と2で、基本パーツとトランジスタの基礎が学べます。 もちろん、私のHPに関連する内容も含まれています。 2つ購入すると、少し高価になりますが、部品と教材がセットになっていて、はんだごてと糸ハンダを買い足すだけで、実際に自分で回路を組んで、測定して、動作を確認できますので、これだけで、電子工作とは何か・・・というイメージはわかるでしょう。
Amazonのページ紹介
![]() |
![]() |
もう1つは、「5000円」ではじめてみる、私のおすすめの方法です
「5000円」の予算で、最低限の部品を自分で購入して、私のHPにある「LED」の内容をやってみることをオススメしています。
これだけあると、50個くらいのLEDを、一度に点灯することができますので、これを、自分でやってみるだけで、かなりの達成感を感じると思います。
つまり、結局は、じぶんで「手と頭を使う」ことが、最も身につくようですし、これが面白いと思わないのなら、電子工作はやらずに、他の趣味をやってみるのがいいでしょう。
このHPの内容は、部品の使い方を主体にしたもので、デジタル回路やマイコンなどは取り上げていませんので、このHPの記事は、時代遅れかもしれません。 まず、このページ下の内容をさらっと見ていただき、皆さんがイメージしているような「やってみたい内容」であるようなら、お付き合いください。
予算5,000円の電子工作スターターセット
電子工作は、「費用が高くつきそう」「難しそう」・・・という感じがあるかもしれません。だからまず、5,000円の予算で始めてみてはどうでしょう。
それで、面白いと思えば、さらに、徐々に部品などを購入して、電子工作を続けていけばいいですし、自分に向いていない・・・と思えば、それでやめてしまえば、ダメージも少ないでしょう。
下が、5,000円で始めるための購入品の内訳の例です。
Amazonのページを見ると、写真のような商品があります。 それに加えて、100円ショップでヤニ入り半田、ラジオペンチ、ニッパーなどを買うと、これだけで準備完了です。
5Vの電源が必要なので、家に余っているUSBアダプターを工作するか(→こちらのページ)、USBジャック付きのコンセントなども家庭にあると思いますので、それを利用すれば、これらだけで、LEDのページ(→こちら)の内容を一通り確認するだけでも、かなりの時間の電子工作を楽しめるでしょう。
Amazonでの一例
電子部品類の価格はたえず変動しているようです。私は上のテスターをAmazonで400円で購入したのですが、価格が変わっています。 また、販売先や発送ルートもいろいろあるので、Amazonや楽天だけでなく、WEBで商品の探し方に慣れて、気に入ったものを探して購入することだけでも面白いものです。(部品購入については、本文でも紹介しています)
![]() |
![]() |
そして、下の目次で全体像をつかんでいただき、ページリンクから本文をご覧ください。 少し詳しいページの説明は、下の、「電子工作のINDEXのページ」を御覧ください。
これらのページで使った部品代の全部をあわせても、1万円あればお釣りがきますので、これだけで、十分楽しめます。
PR
電子工作の目次
INDEX(電子工作の目次)のページ
電子工作の目次のページです。簡単な内容紹介はこのINDEXページからどうぞ・・・電子工作を始める前に知っていると役立ちそうなこと
電子工作に最小限必要なことはオームの法則や合成抵抗などの基礎事項
電子工作に使う電源のいろいろ
部品は予め購入しておくと便利です 部品リストを紹介


LEDをつかってみよう
LEDで遊んでみよう:LEDの基礎知識LEDを複数個同時に点灯させてみよう
ArduinoのセンサキットのLEDモジュール
7セグメントLEDをアナログ的に使ってみる
バータイプLEDを使ってみる
ろーそくICの使い方の例を紹介しています


DCモーターを使ってみよう
DCモーターは電子工作での楽しいアイテムDCモーターの回転数を変えてみる
DCモーター用のドライバー
DCモーター用ドライバーNJU7386を使ってみる

PR
トランジスタを使ってみよう
電子工作に使えそうなトランジスタバイポーラトランジスタの互換性について
バイポーラトランジスタのダーリントン接続
電界効果トランジスタFETを使うための初歩の初歩
発振を利用してBEEP音を出してみよう
マルチバイブレータでLEDを点滅させる
部品数が少なくて確実に発振してくれる回路 PUT 弛張発振 水晶発振子


いろいろな電子部品を使ってみよう
フォトレジスター(CdSセル)を使ってみよう電子工作に使えそうなスイッチ類
種類・動作・問題と対策 スイッチとリレー 自己保持回路
磁気に反応するホールICを使ってみる
磁気センサの一つ「磁気抵抗素子」
音楽を奏でるIC部品を使ってみましょう
サーミスタと温度センサICを紹介します
光を利用する素子で使えそうなものを取り上げます
フォトインタラプタとフォトリフレクタ
フォトカプラーとフォトリレー


PR
オペアンプを使ってみよう
オペアンプの使い方(1)オペアンプとその電源についてオペアンプの使い方(2)コンパレータ
オペアンプの増幅回路
オペアンプの増幅回路(2)
オペアンプを使った発振回路


いろいろなICを使ってみよう
タイマーIC NE555を使ってみようタイマーIC「555」を使い倒そう
コンデンサマイクを試すためにミニアンプを作ってみました
10進カウンタICとシフトレジスタIC
ボルテージデタクターやシステムリセットICはどう使う?
バイナリーカウンターをアナログ感覚で使ってみよう


その他の記事
テスターとオームの法則から始まる電子工作
製品の仕組みを確かめてみよう
電気製品はすぐに新型番にかわって行き、修理するよりも、新品が高性能で安いので、修理をしなくなる傾向がありますが、捨てる前に一度、中を開けてみて修理できるかどうかを見てみるだけで楽しいものです。
ここでは、分解してみた、組み立ててみた、使用してみた・・・などの記事を集めています。


【目次:INDEX】製品の仕組みを知る楽しみ 分解・組み立て・改造・・新作のヒントに
回路を組みた立ててみて、自分流の楽しみ方をしてみよう
パナソニックのジェトウォッシャーの修理
LCRテスターキット「YC-DS」の組み立て
安価な電子工作キットは役に立つかどうなのか?
オシロスコープSDS1022の初歩の使い方
エレキギターのような仕組みの楽器を作ってみる
PR
何かを作ってみましょう
基礎的な部品等の使い方を参考に、自分のオリジナルな何かが作れると楽しいでしょう。 ヒントとなるようなものを紹介します。


電子工作の具体例で基礎を組み込むヒントを・・・(目次)
懐かしい「イライラ棒」を作ってみましょう
「イライラ棒」のアクションを考えましょう
電子サイレンIC「SC1006」を使って遊ぶ
鉄鋼と鉄鋼の熱処理関係の記事
私は長年にわたって鉄鋼の熱処理関係の仕事をしていましたので、鋼材の使用者の立場からみた、鉄鋼材料や熱処理の記事を紹介しています。

冷間工具鋼について
PR

工具鋼のカタログデータの見かた
熱処理データの見方

ナイフ造りと熱処理
実践編 理論編 用語の説明

山陽特殊製鋼QCM8について
PR

日立金属SLDのカタログデータを読む

焼入れするステンレスのウンチク
【その他の記事】
METAL引用紹介ページ
→ プライバシーポリシーはこちら
→ お問い合わせはこちらのページから
Page Top▲
PR