楽しく遊ぶための初心者にもわかる電子工作のヒント

ろーそくIC とはどんなものなのでしょうか

  

これは、ろうそくの炎のゆらぎをLEDで再現するために作られているICです。 ここでは秋月電子で購入したCDT社のCDT3460を使用して紹介しますが、その他にも同様のものが販売されています。

ろーそくIC CDT3460 ろーそくIC CDT3460

DCT3460のデータシートには、「発振器を備えたLED用のろーそくのシュミレート点滅用」と書いていますし、同様のものでオプトサプライ社のOSCDIC6441では「ランダム点滅」とあり、両方とも、外付けのLEDを制御して、揺らいでいる光を表現するためのもののようです。

基本的な接続図使い方の例

その他、「キャンドルLED」で検索すると、オプトサプライ社から、ICが不要で単体で”ゆらめく光のLED(正式名は知りません)”が販売されており、これは通常のLEDと同じように単体で使えて安価ですので、あえてここに紹介するICを使う必要もないかもしれないのですが、逆にここでは、「なにかできないかなぁ・・・」という見方でこのICを見ていこうと思います。

ろーそくIC CDT3460 

5個セットで販売されていましたので、手元にあった各色のLEDを独立して光らせてみました。

5つのLEDをつけてみました

電源電圧が高めのとき

電圧を少し下げたとき

普通のLEDでも、このように、加える電圧を変えると見え方が変わるので、ろーそくだけではなく、使い方を考えると、結構面白いかもしれません。

しかし、「ろーそく」用ですので、それらしい感じに近づけようとすると、オレンジ系で乳白色のLEDなどが良さそうで、手元にある黄色LEDを使って、ゆらぎの様子を動画に撮りました。

こちらにユーチューブの動画があります →こちらのユーチューブで紹介

ここでは紙をかぶせていますが、裸のままのLEDではなくて、シェード(覆い・かさ)を工夫すると、「ろーそく」らしくなりそうですね。

黄色のLEDを点灯してみます

紙でおおうと、ろうそくらしくなります

上の写真は、白い紙を巻いたものを上から被せただけですが、すでに「電子ろうそく」などの名称で、神仏具として販売されているものもたくさんあり、それらはやはりそれなりに、様々な工夫がされているようです。

市販されている製品例ですWEBの写真から

もうすこし調べてみる・・・

直付けのための基本回路

最も簡単に使うには、この回路図のように外付け部品なしで直結して使います。

加える電圧はMax5Vですので、それ以下の電源電圧にして、2番の端子で、LEDに流れる電流電圧を測定しました。

電圧と電流の測定値

4Vではかなり明るいので、3V前後で使うのが良さそうです。

1.6Vでようやく点灯する・・・という感じですので、電池1本では無理のようですね。1.6Vでようやく光り始めました

この点灯の様子は、たしかに「風が吹いた時のろうそくの状態」を再現しているようですが、WEBに記事を書いている方の中に「デジタル的な光だ・・・」と表現されておられる方がおられたように、何か、「カドカドした」感じは否めません。

そこで、データシートにある、もう一つの回路図をアレンジして、それにコンデンサを加えて「なめらかに」なるかどうかを試してみました。

トランジスタを使った回路図例

電源電圧を3Vにして、C1のコンデンサをなし~1000μFを取り付けて、※印の位置で、オシロスコープで波形をみました。

オシロスコープでの観察例

コンデンサを変えた時の波形の様子

コンデンサを付けると、トゲトゲしい感じは少しなくなっていますが、周期も同じで大きな変化はなく、コンデンサ容量を大きくしても、波形が大きく変わりません。 なんとなくなめらかになった感じもしますが、好みの問題かもしれませんね。

紙を間に入れて、コンデンサなしと100μFのときの様子を動画に撮りました。

こちらにユーチューブ動画があります →ユーチューブの動画へ

以上です。

安価なものですので、いろいろ考えないで、ボタン電池3VでLEDを組み込んで、竹灯篭のようなものを作って、玄関やアプローチを「ほんのり」と照らすというのもいいかもしれませんね。

竹灯篭を作ってみるのはいかがでしょう イメージ



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