楽しく遊ぶための初心者にもわかる電子工作のヒント 最小限必要なもの

最小限必要な準備をしましょう

  

何の電子工作をするかによって、事前に準備するものは変わってきます。

このHPでは楽しく遊ぶための電子工作を対象にしています。デジタル回路ではなくアナログ回路で主に直流回路で考える範囲の内容のものを取り上げます。

そのために、安価なもので楽しもうと考えていますので、この電子工作のためだけに購入するのも大変ですし、もったいないでしょうから、最初からいろいろな道具や部品を揃える必要もありません。

そのために、毎回ハンダ付けをして回路を作るのも大変ですので、回路の確認は「ブレッドボード」を有効に使うようにしていますし、そして、さらに移動したり何度も使う場合のものは、小さな「ユニバーサル基板」に、はんだ付けをして、回路のようなものを作っていきます。

先のページでは私が使っているテスターを紹介しましたが、最近のテスターは測定機能も増えており、耐圧などの保護にも優れていますので、「いいものと、汎用の安いもの」を持っておくと使いやすいと思います。ただ、これらに対しては私は専門ではありませんので、私からの紹介はしないでおきます。


「工作」という英語はhandicraft で、スペルの中には「手hand」があります。頭で考えるだけでなく、実際に、五感で感じないと、その面白さはわからないと思いますので、「Let's try」とりあえず、手を動かしてやっていくようにしましょう。

ここでは、①購入・入手方法など ②道具類・工具類 ③電子部品パーツ について、私の例を紹介します。これがBESTなものではありません。私がやっている、私の見方考え方ですので、自分が思うやり方を考えて、そして、いいとこ取りをしてください。

購入・入手方法

1.やはりWEBで購入するのが便利

私は大阪府の外れに住んでいるのですが、年に数回、「電器の街 日本橋」をぶらぶらすることにしています。同様に、秋葉原や大須の他、多分、大きな都市では、電子部品専門店があると思いますので、店を覗く機会があれば、ぜひ覗いてみることをオススメします。

私が店に行く目的は、部品などの購入もありますが、「空気を感じる」のを目的にしています。

日本橋筋の横には「オタロード」がありますし、なんばの繁華街や道具屋筋を歩くだけでも「世の中の趨勢や動き」のようなものが感じられて面白いものです。これについては詳しく書きませんが、歩いて店舗をめぐることも有意義ですので、頭の片隅に置いておいてください。

昔の(大阪の)日本橋は、電子(電気)部品といえば、昭和年代には「中川無線、二宮電気」が有名で、小さなジャンク屋さんもたくさんありました。しかし、今では様変わりしています。共立電子、マルツ、千石電商など、WEBでもよく見る関連ショップがたくさんあります。

私の場合は、たまにしか店舗を訪れないので、店に入ってもどこに何があるのかわからない状態なので、大抵は紙に書いた部品一覧を店員さんに渡して集めてもらうようにしています。

多分、初心者の方が店舗に部品を買いに行く場合も、わからないことが多すぎて戸惑ってしまうと思いますが、店員さんに聞けば、色々とアドバイスもしてくれますので、少し慣れれば店舗で購入するほうが手っ取り早いことも多いです。

でも、時間・手間を考えると、やはり、WEBを利用することになってしまっています。

上にあげた会社のHPを見ていただくとわかるように、これらの会社HPは、その会社紹介ではなく、WEBでの販売ページが主体のHPになっています。どんなものを扱っているのか、一度、さらっと、HPを見ておくといいでしょう。

私は大阪ですが、その他の地域の方も、近くの店舗のHPをご覧頂いたらいいのですが、多分、部品を購入できるWEBページでないところが多いと思いますので、「電子部品 購入」で検索して、全国発送しているサイトを見つけるようにしておくのがいいと思います。

その中から、個人向けの小ロットで販売していて、購入がかんたんそうなサイトをお気に入りに入れておくといいでしょう。

私は、この秋月電子、マルツ、ヨドバシ、共立、楽天、Amazon さんなどで部品などを購入をしますが、これらでは、WEB購入で購入しても、問題や不具合は特にありません。

2.やはり Amazonアマゾンサイトは最強

Amazonは、品物の多さはともかく、安さ+「カスタマーレビュー」があるので、それも安心できます。

中国製の製品が多いので、少し心配される方もおられるでしょうが、このHPで取り上げる電子部品の多くは汎用部品ですので、「Made in China」でも特に問題がありません。

商品のレビューがあればかなり安心出来ますが、ただ、信用するかしないかは自分で決めないといけません。

私の場合は、特に商品で大きな問題があったことはないので、Amazonのページで検索することも多いです。(小さな問題点はあります)

ただ、単体パーツとなるとAmazonの扱いは少なく、私は他のサイトで購入しています。これは、ケースバイケースで、送料を含めて、いろいろなところを探すといいでしょう。

今は「日本製が良い」という時代ではなく、China製が最強です。そして、すでに、「品質に問題ある・・・」という時代ではなくなっていますし、むしろ日本製だけを探すのは困難でしょう。

ただ、Amazon サイトで問題があるのは、中国の企業の出品の品物では、書いてある「日本語が怪しい」し、「表示」や「取扱説明」が不十分な点と、不良や不具合時の対応に不安がある点です。

そして最近では、中国本土や台湾から直接郵送される商品も増えています。送料無料でさらに安いのですが、2週間以上待たないと入荷しないということもありますので、「時は金なり」というように、「安い」ことに気を取られないように、隅々までチェックするなど、買う側も勉強しなければなりません。

このHPではしばしば私が購入した製品のページにリンクを張っていますが、欠品になっていたり、販売会社(送り先)が変わってしまう場合もあるようです。一応、定期的にチェックをするようにしますが、あくまで参考程度の情報として捉えておいてください。


2.道具類・工具類

書籍の多くには、「余裕があれば、良いものを購入しましょう」と書いてあります。

確かに、そうするのが無難です。しかし、すでに購入していたり、予算の問題があったり・・・でどうしても安いものを買ってしまうのが人情でしょう。

私も「安物買い」ですので、安物レベルから見た購入のポイントなどを私の例で紹介しておきます。

1.はんだごてとその関連

ハンダゴテは絶対に必要になります。ハンダゴテ、ヤニ入りハンダ、コテ台、ペーストがあれば当面はどうにかなります。

新規購入や買い替えの場合は、「温度調節付きのはんだごてセット」がおすすめです。

私が購入したものは中国製の60Wのもので、先端が取り替えるようになったものですが、2000円程度で、「コテ台」や吸い取り器その他がついています。

温度調節付きハンダゴテの例

温度調節部分拡大

私は、それまで30Wの昔のタイプを使っていましたが、新しく購入したこのセットは、手持ち部分から先端までの距離が短くて持ちやすいので、結構気に入っています。

250℃の低めの温度に温度設定して普通の鉛入りのハンダを使っていますが、その時の消費電力は実測で約20Wです。

Amazonのハンダゴテへのリンク を貼っておきます。私が以前に使っていたものは、30年ぐらい使っていましたし、まだ処分していません。長く使えるものですので、いろいろ見て、値段にこだわらずに、気に入ったものを探しましょう。

【無鉛ハンダについて】 ハンダの「鉛Pb」は健康に悪いということから、鉛を含まないものが推奨されています。

しかし、無鉛のものは融点が高いので、最初は、「共晶はんだ」と言われる錫Sn60%ものが「溶けやすく固まりやすい」ので、最初はそれを使って、ある程度使い慣れてから「無鉛はんだ」を使うようにしたほうがいいでしょう。

余談ですが、「鉛」だけが身体に悪いのではなく、「金属蒸気」のほとんどが身体によくありません。目には見えませんが、無鉛ハンダからも金属煙が飛び出していますし、それも健康によくありません。さらに、ペーストの煙も無害ではないので、ハンダゴテをつけっぱなしにするのは避けましょう。

2.工具類

ニッパー、ラジオペンチ、ドライバー、ピンセット、ルーペ・・・等があると便利です。

ここでは詳しく紹介しませんが、Amazonのページの工具例 を見ていると、結構安いですし、色んなものがあります。見ているだけでも楽しいでしょう。

ただ、使いやすいサイズや品質に差があるので、ホームセンターなどで、本当に必要なものを、自分で手にとって、単品で揃えたいったほうが使い勝手がいいと思います。

また、なくてもその他で代用できる場合も多いので、使う頻度が増えてきて、必要だと感じた時に購入するぐらいで十分間に合うと思います。あると便利ですが、ほとんどは使う頻度はそんなに無いのですから、前もって購入する必要もないでしょう。

個別の記事の中で写真などでも紹介しますので、参考にしてください。

工具ではないのですが、「部品入れ」などの部品を整理しておけるケースなどを早めに考えておくといいかもしれません。

パーツ類を購入していくと、結構それがごちゃごちゃしてきます。バラ(単品)のパーツ類はもちろん、小さなプラスチックケースに入っているものでも、それらはすぐに雑然としてきます。

そのパーツや工具類は手元において、いつでも出せるようにしておきたいので、100均の整理ケースなどを揃えて買っておくか、レターケースなどに仕切りをするなどで、それらをあらかじめ整理できるように考えておくと、意外と作業がはかどります。頭の片隅に記憶しておいてください。


3.電子部品パーツの購入

私は、店舗で購入する以外は、先に上げた 秋月電子、マルツ、ヨドバシ、共立、Amazon、楽天などを利用しています。

すべてのサイトで同じ品物があるということはありませんし、価格も違います。目的の品物を購入しようとすると、色々なサイトを探さないといけません。

ヨドバシ、Amazon 、楽天などのサイトは、支払い方法などがしっかりしていますので、問題なく購入できると思いますが、店舗HPのサイト作りの違いで、買いにくいところや買いやすいところがあると思います。リンクを紹介しておきます。私も購入していて、特に問題などもありません。

部品単価が安いのに対して、意外と運送料が気になるなど、いろいろと店舗の違いがあると思います。ともかく、自分の気に入ったサイトを常々見ているだけでも何かヒントをもらえるでしょう。

秋月電子:    http://akizukidenshi.com/
マルツ:     https://www.marutsu.co.jp/
ヨドバシ:    https://www.yodobashi.com/
共立:      https://eleshop.jp/shop/
アマゾン:    https://www.amazon.co.jp/
楽天:      https://www.rakuten.co.jp/

その他、意外と気づかないけれど便利なもの

ここでは、私の例を何点か紹介します。特になくてもいいものですが、意外とあると便利です。

【拡大鏡】

小さな電子部品の銘板や表示は非常に見にくいものです。私は、小さなルーペよりも、大きいレンズのものが見やすいとおもっていて、次の3種類を使っています。

ちなみに、私の目は良い方ですが、それでも結構使います。若い方でも拡大鏡は重宝すると思います。高倍率のルーペをすすめる記事もありますので、気に入ったものを探すといいかもしれません。

愛用のルーペ付きスタンド 100均で購入した大きなルーペ USBデジタルスコープ

一番目は、ルーペ付きスタンドです。近くのホームセンターで購入しました。LEDランプを通して、2種類の拡大レンズが付いているのですが、結構すぐれものです。

スタンドの高さは35cm程度ですので、さすがに、机においた品物はぼやけてしまいますが、10-15cm程度の距離では明るくてよく見えますので、非常に助かります。

次は、100均で購入したガラスレンズのルーペです。顔を近づけて全体が見えますので、これも使いやすくてすぐれものです。フレネルレンズ製よりも、ガラスのものが見やすいでしょう。

3番めは、マイクロスコープです。パソコンのUSB端子に挿して、Windows10であれば、「カメラ」という内蔵アプリを立ち上げれば、すぐに使えます。

これは、10mm径で150mm長さで、近くから無限遠までピントが合いますので、目で見た感覚で拡大して見えますので、結構重宝します。これは、Amazonで4000円程度で購入しました。

デジタルスコープ使用例1 拡大例1

このように、1000円札の「野口英世さん」がこのように見えます。私は、Windows10のタブレットにこのマイクロスコープをつけて、かなり広範囲で使っています。

【その他】

私が使っているもので「あったらいい」と思うものでは、ここでは、「カッティングマット」「デジカメ」「ノギス」をあげておきます。

カッティングマットですが、カッティングボードでも、しっかりしたダンボールでもいいのですが、私は、勉強机の上で工作しているのですが、机に傷をつけてしまいがちです。ビニール線の皮むきはカッタを使っていますので(これは感心しないことですが)、硬くてその上で何でもできるカッティンマットはいいです。とにかく、「敷物」を事前に用意しておくことはオススメです。

私は、100均のA4サイズ半幅のカッティングマットを使っています。場所を取らず、机を記事つけるのが防げますし、その上で何でも出来ます。安いですし。

そしてデジカメ。

スマホが普及して、そのカメラを利用する方も多いのですが、私は、スマホは「大事に使う派」です。だから多分、どの家庭にも、使わないで眠っているコンパクトカメラがあると思うのですが、それを机の上に常備して作業すると、意外と役立ちます。

パソコンで拡大してみることも出来ますし、時間経過順に画像を見ることが出来ますので、そういう使い方になれると、以外に便利です。

最後に「ノギス」ですが、100mmの小さなものを使っていますが、これは、何かに付けて役に立ちます。

以上長々と私の例を紹介してきましたが、次のページからは、手を動かしていこうとおもいます。現在記事は製作中のものもありますが、順次書いていきます。ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

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