楽しく遊ぶための初心者にもわかる電子工作のヒント 最小限必要なもの

最小限必要な準備をしましょう

  

このHPでは自分で楽しむ電子工作のヒントを紹介しています。初めての方にも馴染みやすいアナログの直流回路を主に考えていきます。

電子工作の楽しみ方にはいろいろありますが、LED、DCモータ、トランジスタ、リレー・スイッチなどを取り上げますので、まず、そのために最低の備品を用意することで考えましょう。

ただ、電子工作を始めても、気に入れなければやめてしまうことも考えて、「安く楽しむ」ことにして、できるだけ最初から道具や部品類を揃えないようにして、スローペースで初めればいい・・・というスタンスで考えましょう。

道具類は、一度購入すると、長い間使いますので、しっかりしたものを揃えたくなるでしょうし、電子部品類も中国製の安いものもたくさんあるので、それなら購入しておいても・・・と、つい買ってしまいがちですが、これでは、「安く楽しむ」ということにはなりません。

「必要なものは必要になったときに調達する」ということをいつも頭においておきましょう。

私の失敗例を紹介

電子工作を始めようと思った私の場合ですが、HP記事を書きながら進めようと考えていたこともあって、①書籍 ②工具 ③部品 などに3万円の予算で始めようと計画しました。

最初は書籍の購入で1万円程度使ったのですが、もちろん、さらに、図書館で借りるなどで、15冊程度本を読みました。しかし、正直言って、座右に置く、わかりやすくて身になる本というのはありませんでした。

電子関係をひと通り学ぶのには、1-2冊の本をよめばマスターできる・・・ということは「絶対に」ありませんので、知識については、学校などで専門に学ぶのでなければ、WEBの記事も丁寧に書かれたものがありますので、必要なときに、その部分だけを勉強したらいい感じがします。

ともかく、本を読むよりも、私の記事にあるような、LED、DCモータ、トランジスタ、スイッチ、リレーなどをとりあえず購入して、「なにかをしてみる」ことから始めることをおすすめします。

私は、②の工具は以前からあるものを使用することで、特に購入しませんでした。ただ、30年前の年代物のハンダゴテは買い替えました。

そして、電子工作の実験をしやすいようにと、Amazon で定電圧電源や安い部品セット部品類を購入し、大阪の日本橋の電気街へ行き、デジット(共立電子)、マルツ、千石電商で、WEBでは、主に、秋月電子で購入したところ、予算3万円を使い果たしました。

しかし、考えてみると、私の場合は、HP記事を書こうと考えていたために、余分なものを購入していますが、例えば、(下にAmazonにリンクを張っていますが) 少数のものでいいなら、秋月電子などのWEBサイトで購入すればいいのです。 ( )は概算費用ですが・・・

(1)ブレッドボード・ジャンパワイヤ (1000) (2)LED数種類 100個(600) (3)抵抗セット 10Ω-1MΩ:300本(600) (4)DCモータ FA130 2個(500) (5)トランジスタなどその他の部品(2000) ・・・

・・・とすると、1万円で十分お釣りが来ますので、とりあえず、最低限を揃えることで始めれば、結構楽しめるでしょう。

これ以降は、私の気づいたことや買い方などをダラダラと書いています。

先のページでは私が使っているテスターを紹介しましたが、これから電子工作をやりたいと考えている方は、まず、テスター2台を持たれることをおすすめします。

これは、電流と電圧を同時に測りたいときに電流計・電圧計として使えるようにしておきたいためです。私は3000円程度のものと400円のものを使っています。ここでの内容では、この程度で十分ですが、最近のテスターは測定機能も増えており、耐圧などの保護にも優れていますので、予算がゆせば、「いいものと、汎用の安いもの」を持っておくといいと思います。

ただ、これらに対しては私は専門ではありませんので、私からの紹介はしないでおきます。


「工作」という英語はhandicraft で、スペルの中には「手=hand」があります。頭で考えるだけでなく、実際に、五感で感じないと、その面白さはわからないと思いますので、「Let's try」ともかく、手を動かして楽しみましょう。

ここでは、①購入・入手方法など ②道具類・工具類 ③電子部品パーツ について、BESTなものではありませんが、私の気づいたところなどで参考になれば・・・と思います。

購入・入手方法

1.やはりWEBで購入するのが便利?

私は大阪府の外れに住んでいて、年に数回、「電器の街 日本橋」をぶらぶらするのですが、電気街だけではなく、日本橋筋の横には「オタロード」がありますし、なんばの繁華街や道具屋筋を半日かけて歩くと、「世の中の趨勢や動き」のようなものが感じられて面白いものです。

昭和年代には「中川無線、二宮電気」が有名で、小さなジャンク屋さんもたくさんありましたが、今では様変わりしました。共立電子さん、マルツさん、千石電商さんなど、WEBでもよく見る電子部品ショップが並んでいますので、ぐるっと廻るだけでも半日以上は十分に楽しめます。

しかし多分、初心者の方が店舗に部品を買いに行くと、まず、どこに何があるのかがわからなくて戸惑ってしまうかも知れません。

店員さんに聞けば、色々とアドバイスもしてくれますので、少し慣れれば店舗で購入するほうが手っ取り早いことも多いのですが、やはり買い安さ、時間、手間などを考えると、やはり、私も、WEBを利用することが多くなってしまっています。

私が部品購入する会社のURLを紹介します。HPを見ていただくとわかるように、これらの会社HPは、その会社紹介ではなく、WEBでの部品類の販売が主体のHPになっています。どんなものを扱っているのか、一度、さらっと、HPを見ておくといいでしょう。

秋月電子:   http://akizukidenshi.com/
マルツ:     https://www.marutsu.co.jp/
共立:      https://eleshop.jp/shop/

その中から、個人向けの小ロットで販売していて、全国発送しており、購入がかんたんそうなサイトをお気に入りに入れて利用するといいでしょう。

私は、この秋月電子さん、マルツさん、共立さん以外では、ヨドバシ、楽天、Amazon さんなどのサイトもちょくちょく利用します。

もちろん、WEB上で購入しても、不具合もなく、心配することはありませんし、小口で購入しても、きっちりと分類して送ってきますので、非常に助かります。

個々の部品は、私は、秋月電子さんのサイトが探しやすいと思いますが、ともかく、買いやすいところを見つけて、まず、一度、試しに買ってみれば意外と便利で買いやすいことがわかるでしょう。

しかし、部品は安いのに送料が以外に高いのに驚くこともあるかも知れませんが、店舗に買いに行けば、電車賃や時間がかかるので、送料は仕方がないと考えて納得して購入するようにしています。

2.Amazonアマゾンサイトは最強だけれど・・・

近年のAmazonは、上位にあるのは、中国製品が多いですね。

もっとも、品質に問題はありませんし安いですが、大量販売品が多いことや、発送日をチェックしておかないと、到着までに長期間かかることもあるので注意しましょう。「カスタマーレビュー」などを参考に購入するのもいいでしょう。

このHPで取り上げる電子部品の多くは汎用部品ですので、「Made in China」でも、特に問題がありません。

今は「日本製が良い」という時代ではなく、China製が最強です。そして、すでに、「品質に問題ある・・・」という時代ではなくなっていますし、日本のメーカー製品でもChina製造が非常に多いので、むしろPure Japan製を探すのは困難かも知れません。

ただ、Amazon サイトで問題があるのは、中国の企業の出品の品物では、書いてある「日本語が怪しい」し、「表示」や「取扱説明」が不十分な点と、不良や不具合時の対応に不安がある点です。

「日本語取説あり」と書いてあっても、機械和訳のものも多く、安心してはいけません。これについても、「カスタマーレビュー」などのチェックを忘れないようにしましょう。

そして、中国本土や台湾などから直接郵送される商品も増えています。

これらは、送料無料でさらに値段も格安品が多いのですが、2週間以上(物によっては、1ヶ月以上も)待たないと入荷しないということもありますので、急ぐ場合は「時は金なり」というように、「安い」ことに気を取られないようにしなければなりません。

楽天、ヨドバシ、ビックカメラなどの大手サイトのうちで、特にAmazonの場合は、隅々までチェックするようにするようにしないといけないので、買う側も「しっかり」勉強しなければなりません。

このHPではアマゾンや楽天その他、私が購入した製品のページなどにリンクを張っていますが、しばしば、それが欠品になっていたり、販売会社(送り先)が変わってしまう場合もあるようです。一応、定期的にチェックをするようにしますが、あくまで参考程度の情報として捉えておいてください。


2.道具類・工具類

書籍の多くには、「お金に余裕があれば、良いものを購入しましょう」と書いてあります。

確かに、そうするのが無難です。しかし、すでに購入していたり、予算の問題があったり・・・でどうしても安いものを買ってしまうのが人情でしょう。

私も「安物買い」です。安物レベルから見た購入のポイントなどを、私の例で紹介しておきます。

1.はんだごてとその関連

ハンダゴテは絶対に必要になります。ハンダゴテ、ヤニ入りハンダ、ペーストがあれば当面はどうにかなります。

新規購入や買い替えの場合は、「温度調節付きのはんだごてセット」がおすすめです。

私が購入したものは中国製の60Wのもので、先端が取り替えるようになったものですが、2000円程度で、「コテ台」や吸い取り器その他一式がついています。

温度調節付きハンダゴテの例

温度調節部分拡大

私は、それまで30Wの昔のタイプを使っていましたが、新しく購入したこのセットは、手持ち部分から先端までの距離が短くて持ちやすく、コテ先が細くて使いやすいので、結構気に入っています。

300℃程度の低めの温度に温度設定して普通の鉛入りのハンダを使っていますが、その時の消費電力は実測で約20Wです。

少し大きいものをはんだ付けする場合は、先端のチップを付け替えて、温度を350℃以上にあげて使うといいでしょう。

Amazonのハンダゴテへのリンク を貼っておきます。

【無鉛ハンダについて】

ハンダの「鉛Pb」は健康に悪いということから、鉛を含まないものが推奨されています。

しかし、無鉛のものは融点が高いので、最初のうちは、「共晶はんだ」と言われる錫Sn60%ものを選びましょう。

これは、無鉛はんだよりも「溶けやすく固まりやすい」ので、最初はそれを使って、ある程度使い慣れてから「無鉛はんだ」を使うようにしたほうがいいでしょう。

余談ですが、この「鉛」だけが身体に悪いのではありません。

例えば、バナジュームや亜鉛といった、サプリメントで言われている「身体に必須の元素」といえども、良くないと考えておくのが無難です。

特に、「金属蒸気」のほとんどが身体によくありません。

ハンダ付けの際には、目には見えませんが、無鉛ハンダからも金属煙が飛び出していますし、それももちろん健康によくありません。

さらに、ペーストの煙も無害ではないので、換気を良くして、蒸気やニオイを吸い込まないようにしなければなりません。

ともかく、ハンダゴテをつけっぱなしにしておくのは避けましょう。


2.工具類

工具の新規購入はできるだけ控えて、手元にあるものを使うようにするぐらいで丁度いいでしょう。

ここでは詳しく紹介しませんが、Amazonのページの工具例 を見ていると、結構安いですし、色んなものがあります。見ているだけでも楽しいでしょう。

ただ、使いやすいサイズや品質に好みや違いがあるので、ホームセンターなどで、本当に必要なものを、自分で手にとって、単品で揃えたいったほうがムダもなく、使い勝手がいいのは間違いありません。

専用工具がなくてもその他で代用できる場合も多いので、使う頻度が増えてきて、必要だと感じた時に購入するぐらいで十分間に合いますので、事前に揃えることは考えないでいいでしょう。

持っていると便利なのですが、ほとんどは使う頻度はそんなに無いのですから、前もって購入する必要はありません。①ラジオペンチのような「掴むもの」 ②カッターナイフ ③ニッパー があれば、このHPのものでは、当面は、いろいろな工具は無くてもほとんど不自由になることはありません。

道具よりも、意外に「保管・整理」についてイメージしておくのが重要な気がします。

「部品入れ」などの部品を整理しておけるケースなどについては、早めに考えておくといいかもしれません。

パーツ類を購入していくと、結構それがごちゃごちゃしてきます。バラ(単品)のパーツ類はもちろん、小さなプラスチックケースに入っているものでも、それらはすぐに雑然としてきます。

そのパーツや工具類は手元において、いつでも出せるようにしておきたいので、100均の整理ケースなどを揃えて買っておくか、レターケースなどの固定式にするか、道具箱のようなものにするか・・・ それらをあらかじめ整理できるように考えておくと、意外と作業がはかどることになるでしょう。
頭の片隅に記憶しておいてください。


3.電子部品パーツの購入

私は、店舗で購入する以外は、WEBの 秋月電子、マルツ、ヨドバシ、共立、Amazon、楽天などを利用しますが、すべてのサイトで同じ品物があるということはありませんし、価格もかなり違います。目的の品物を購入しようとすると、色々なサイトを探さないといけません。

ヨドバシ、Amazon 、楽天などのサイトは、支払い方法などがしっかりしていますので、問題なく購入できると思いますが、単品の電子部品となると、扱いがほとんどありません。

一度、私の紹介しているすべてのサイトを見ていただくといいのですが、店舗HPのサイト作りの違いもあって、買いにくいところや買いやすいところがあると思います。

これらのサイトで私は部品等を購入していますが、秋月さんで購入することが多いのですが、どのサイトも、問題やトラブルは全くありません。

それよりも、部品単価が安いのに対して、意外と運送料が気になるなど、いろいろと店舗の違いがあると思います。ともかく、自分の気に入ったサイトを常々見ているだけでも何かヒントをもらえるでしょう。

秋月電子:    http://akizukidenshi.com/
マルツ:     https://www.marutsu.co.jp/
ヨドバシ:    https://www.yodobashi.com/
共立:      https://eleshop.jp/shop/
アマゾン:    https://www.amazon.co.jp/
楽天:      https://www.rakuten.co.jp/

購入する部品は私のHP記事を見ていただくとして、注意しないといけない点は、(何回も言いますが)電子部品類は「安い」と言って余分に買っておくと、知らない間に「ゴミ」のように溜まってしまいます。

送料が高くても、こまめに「必要なものだけ」を買うことに徹する気持ちでいる程度が丁度いいと思います。


その他、意外と気づかないけれど便利なもの

ここでは、私の気づいたことを紹介します。特になくてもいいものですが、意外とあると便利です。

【拡大鏡】

小さな電子部品の銘板や表示は非常に見にくいものです。私は、小さなルーペと大きいレンズの虫めがねの他に、拡大鏡つきスタンドやマイクロスコープを使っています。

目は年の割には良く見える方ですが、それでもこれらを結構使います。若い方でも拡大鏡は重宝すると思います。

高倍率のルーペをすすめるWEB記事もあるように、トランジスタやICに表記された小さな文字を読まないといけませんので、きっと、たびたびお世話になるでしょうから、気に入ったものを探すと愛着があって長く愛用できるかもしれません。

愛用のルーペ付きスタンド 100均で購入した大きなルーペ USBデジタルスコープ

一番目は、ルーペ付きスタンドです。近くのホームセンターで購入しました。LEDランプを通して、2種類の拡大レンズが付いているのですが、結構すぐれものです。5000円程度でした。

スタンドの高さは35cm程度ですので、さすがに、机においた品物はぼやけてしまいますが、10-15cm程度の距離では明るくてよく見えますので、非常に助かります。

次は、100均で購入したガラスレンズのルーペです。顔を近づけて全体が見えますので、これも使いやすくてすぐれものです。

フレネルレンズ製よりも、ガラスのものが見やすいでしょう。これは2倍程度ですが、3倍程度のルーペ2種類(合計3種類)を常用しています。

3番めは、「マイクロスコープ」です。

これは、パソコンのUSB端子に挿して、Windows10であれば、「カメラ」という内蔵アプリを立ち上げれば、すぐに使えます。

これはスグレモノで、本体は10mm径x150mm長さで、近くから無限遠までピントが合いますので、目で見た感覚で拡大して見えますので、結構重宝しています。これは、Amazonで4000円程度で購入しました。

デジタルスコープ使用例1 拡大例1

このように、1000円札の「野口英世さん」がこのように見えます。私は、Windows10のタブレットPCにこのマイクロスコープをつけて、かなりの頻度でこれを使っています。

【その他】

私が使っているもので「あったらいい」と思うものでは、ここでは、「カッティングマット」「デジカメ」「ノギス」をあげておきます。

カッティングマットですが、カッティングボードでも、しっかりしたダンボールでもいいのですが、私は、勉強机の上で工作しているのですが、机に傷をつけてしまいがちです。

慣れてくると、ビニール線の皮むきはカッタを使うのがうまくいくので、硬くてその上で何でもできるカッティンマットはGOODです。とにかく、「敷物」を事前に用意しておくことはMUSTです。

私は、100均のA4サイズ半幅のカッティングマットを使っています。

そしてデジカメ。

スマホが普及して、そのカメラを利用する方も多いのですが、私は、スマホは「大事に使う派」です。だから多分、どの家庭にも、使わないで眠っているコンパクトカメラがあると思うのですが、それを机の上に常備して作業すると、組み立て手順なども振り返ってみることができるので、結構役に立ちます。

パソコンで画像を拡大したり、時間経過順に画像を見ることが出来ますので、そういう使い方になれると、意外に便利です。

最後に「ノギス」ですが、100mmの小さなものを使っていますが、これは、意外に使うのです。何かに付けて役に立ちます。

以上長々と私の例を紹介してきましたが、次のページからは、手を動かしていこうとおもいます。順次に記事を増やしていきます。ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

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